WORLD
西暦2056年
世界を包み込んだ淡緑色の光の波は
文明の通信を断ち切り 終末の孤独と不安を人々に与えた
神秘の光とその響きから グローバルコーリングと人は呼ぶ
それから25年の月日が流れ 文明が孤立し資源が分断された中でも
なお人は 自らの手でかつての栄光を少しずつ取り戻そうとしていた
そんな中、混沌とし始めた世界の有様を
自らの目で確かめようとする冒険者達が現れ始める
人はその者達をExplorersと呼んだ
そして今、一人の少年が この広大な世界へと旅立とうとしていた
◆世界観
地域の孤立と資源の枯渇によって訪れた弱肉強食の時代。 近未来の技術と古代の文明が入り混じる世界で、生まれたモンスターと冒険者たち。 その大きな渦の中で、主人公はさまざまな経験を積みながら真実へと近づいていきます。
地球を舞台としたRPGを作りたいと思い立ったのは、私が小学生のときでした。
それから時を重ねるにつれ、自分は世界に住む人々や文化、自然のことをどれほど知っているのだろう? この舞台は自分の手に余るものではないだろうか、と思うこともあります。
しかし最近は、現実に忠実であるかどうかよりも、この作品から何を伝えられるかが重要だと考えています。 グローバルコーリングによって孤立した私にとってのこのパラレルワールドでは、 多くのシチュエーションを世界各地に仕掛けることができる。 その中で主人公が何を感じ、何にぶつかっていくか。 そこに込められたメッセージを、プレイヤーに受け取ってもらえれば嬉しいです。